ルール概要
更新履歴
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1.カテゴリー
参加者の競技レベルに応じて参加カテゴリーがわけられる。
A.ビギナークラス | ブラジリアン柔術白帯。もしくは組み技系他競技(柔道、レスリング、サンボなど)のキャリアが2年未満の無段者。 |
B.アドバンスクラス | ビギナークラス、エキスパートクラスどちらにも該当しない者。 |
C.エキスパートクラス | ブラジリアン柔術紫帯〜黒帯、総合格闘技のプロライセンス保持者、組み技系他競技(柔道、レスリング、サンボなど)で全日本クラス大会の入賞経験者、コミッション認定者。 |
D.プロフェッショナルクラス | エキスパートクラスの条件を満たしている選手が対象で、各大会ごとに選出される。グラップリングツアーのポイントには加算されない。 |
※グラップリングツアー大会で優勝および入賞した場合、コミッション認定により、次回大会 から出場カテゴリーが上がる場合がある。
2.ルール
A.ポイントシステム
a.テイクダウン | 2ポイント | お互いが立った状態から、対戦相手を倒した場合、その状態を3秒キープした時に与えられる。ただし、対戦相手を大きく投げて、背中がついた場合、 3秒のキープなしに与えられる(柔道の一本相当)。 |
b.スイープ | 2ポイント | ガードポジション、もしくはハーフガードポジションの状態で、下にいる競技者が上下を入れ替えることで与えられる。 |
c.ニーオンザベリー | 2ポイント | 対戦相手の腹部に膝を乗せ、もう一方の足を相手の頭部方向へ伸ばした際に与えられる。 |
d.パスガード | 3ポイント | 対戦相手の足の間にいる状態(ガードポジション)から、相手の横側、頭側などで押さえ込んだ場合に与えられる。 |
e.マウント、バックマウント | 4ポイント | 対戦相手の胴体に上に座ることができた場合に与えられる。 |
f.バックグラブ | 4ポイント | 対戦相手のバックに付き、両方の足を相手の太ももの内側でフックした場合に与えられる。 |
B.主な反則
a.ビギナークラス |
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b.アドバンスクラス |
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c.エキスパートクラス |
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d.プロフェッショナルクラス |
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C.試合時間
1.アダルト | 2.マスター | 3.シニア | |
a.ビギナークラス | 5分 |
5分 |
5分 |
b.アドバンスクラス | 6分 |
5分 |
5分 |
c.エキスパートクラス | 7分 |
6分 |
5分 |
d.プロフェッショナルクラス | 8分 |
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3.年齢カテゴリー
アダルト、マスター、シニアの3つ。区分は以下を参照。
すべて試合当日の実年齢で判断される。
※マスター・シニアの選手が下のカテゴリーで出場することは可。逆は不可。
A.アダルト | 18〜29歳 |
B.マスター | 30〜35歳 |
C.シニア | 36歳以上 |
4.体重階級
男子の階級 |
女子の階級 |
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・57Kg以下級 | ・48Kg以下級 | |
・63Kg以下級 | ・53Kg以下級 | |
・69Kg以下級 | ・57Kg以下級 | |
・75Kg以下級 | ・63Kg以下級 | |
・81Kg以下級 | ・69Kg以下級 | |
・87Kg以下級 | ・75Kg以下級 | |
・93Kg以下級 | ・81Kg以下級 | |
・99Kg以下級 | ・体重制限なし:無差別級 | |
・体重制限なし:無差別級 |
5.服装
- 上半身はラッシュガードまたは身体にフィットするもの(Tシャツは不可)。
- 下はスパッツ、またはコンバットパンツやファイトパンツ。すべて手足がからまないものでなければならない。
- 金具や突起物等のないものでなければならない。
- 色は自由。
- 道衣、シューズは使用不可。
- 赤コーナーの選手は手首、足首両方に赤色のテープを巻かなければならない。
6.出場費
出場費は各大会によって異なる。
出場費とは別にグラップリングツアー年間登録料500円が必要となる。
登録料は年間を通した運営費にあてられる。