ルール概要

  1. カテゴリー
  2. ルール
    1. ポイントシステム
    2. 主な反則
    3. 試合時間
  3. 年齢カテゴリー
  4. 体重階級
  5. 服装
  6. 出場費
更新履歴
2009.1ルール変更
アドバンスクラス
膝を捻る足関節技以外の解禁
エキスパートクラス
ヒールホールドなど膝を捻る足関節の解禁
ツイスターの解禁
かにばさみの解禁
※ビギナークラスは変更なし
2008.11ルール記載追加
服装に「金具や突起物等のないものでなければならない」追加
2008.2ルール・階級変更
カテゴリー追加
エキスパートクラス反則追加
体重階級の表記・上限
年齢カテゴリー追加
試合時間一部変更
服装変更(Tシャツ不可)

1.カテゴリー

参加者の競技レベルに応じて参加カテゴリーがわけられる。

A.ビギナークラス ブラジリアン柔術白帯。もしくは組み技系他競技(柔道、レスリング、サンボなど)のキャリアが2年未満の無段者。
B.アドバンスクラス ビギナークラス、エキスパートクラスどちらにも該当しない者。
C.エキスパートクラス ブラジリアン柔術紫帯〜黒帯、総合格闘技のプロライセンス保持者、組み技系他競技(柔道、レスリング、サンボなど)で全日本クラス大会の入賞経験者、コミッション認定者。
D.プロフェッショナルクラス エキスパートクラスの条件を満たしている選手が対象で、各大会ごとに選出される。グラップリングツアーのポイントには加算されない。

※グラップリングツアー大会で優勝および入賞した場合、コミッション認定により、次回大会 から出場カテゴリーが上がる場合がある。

2.ルール

A.ポイントシステム
a.テイクダウン 2ポイント お互いが立った状態から、対戦相手を倒した場合、その状態を3秒キープした時に与えられる。ただし、対戦相手を大きく投げて、背中がついた場合、 3秒のキープなしに与えられる(柔道の一本相当)。
b.スイープ 2ポイント ガードポジション、もしくはハーフガードポジションの状態で、下にいる競技者が上下を入れ替えることで与えられる。
c.ニーオンザベリー 2ポイント 対戦相手の腹部に膝を乗せ、もう一方の足を相手の頭部方向へ伸ばした際に与えられる。
d.パスガード 3ポイント 対戦相手の足の間にいる状態(ガードポジション)から、相手の横側、頭側などで押さえ込んだ場合に与えられる。
e.マウント、バックマウント 4ポイント 対戦相手の胴体に上に座ることができた場合に与えられる。
f.バックグラブ 4ポイント 対戦相手のバックに付き、両方の足を相手の太ももの内側でフックした場合に与えられる。
B.主な反則
a.ビギナークラス
  • すべての打撃攻撃
  • スラム(バスター)
  • 頚関節に対する攻撃
  • 脊椎を攻撃する技(ツイスターも含む)
  • 指を極める行為
  • カニバサミ
  • アキレス腱固めを除く足、下腿に対する関節技
  • 頭髪、衣服を掴む行為
b.アドバンスクラス
  • すべての打撃攻撃
  • スラム(バスター)
  • 頚関節に対する攻撃
  • 脊椎を攻撃する技(ツイスターも含む)
  • 指を極める行為
  • カニバサミ
  • 膝関節をひねって極める関節技(ヒールホールド等)
  • 頭髪、衣服を掴む行為
c.エキスパートクラス
  • すべての打撃攻撃
  • スラム(バスター)
  • 頸関節に対する攻撃
  • 脊椎を攻撃する技(ツイスターは使用可能)
  • 指を極める行為
  • 頭髪、衣服を掴む行為
d.プロフェッショナルクラス
  • すべての打撃攻撃
  • スラム(バスター)
  • 指を極める行為
  • 頭髪、衣服を掴む行為
C.試合時間
  1.アダルト 2.マスター 3.シニア
a.ビギナークラス
5分
5分
5分
b.アドバンスクラス
6分
5分
5分
c.エキスパートクラス
7分
6分
5分
d.プロフェッショナルクラス
8分

3.年齢カテゴリー

アダルト、マスター、シニアの3つ。区分は以下を参照。
すべて試合当日の実年齢で判断される。
※マスター・シニアの選手が下のカテゴリーで出場することは可。逆は不可。

A.アダルト 18〜29歳
B.マスター 30〜35歳
C.シニア 36歳以上

4.体重階級

男子の階級
 
女子の階級
・57Kg以下級   ・48Kg以下級
・63Kg以下級   ・53Kg以下級
・69Kg以下級   ・57Kg以下級
・75Kg以下級   ・63Kg以下級
・81Kg以下級   ・69Kg以下級
・87Kg以下級   ・75Kg以下級
・93Kg以下級   ・81Kg以下級
・99Kg以下級   ・体重制限なし:無差別級
・体重制限なし:無差別級    

5.服装

  • 上半身はラッシュガードまたは身体にフィットするもの(Tシャツは不可)。
  • 下はスパッツ、またはコンバットパンツやファイトパンツ。すべて手足がからまないものでなければならない。
  • 金具や突起物等のないものでなければならない。
  • 色は自由。
  • 道衣、シューズは使用不可。
  • 赤コーナーの選手は手首、足首両方に赤色のテープを巻かなければならない。

6.出場費

出場費は各大会によって異なる。

出場費とは別にグラップリングツアー年間登録料500円が必要となる。

登録料は年間を通した運営費にあてられる。